こんにちは、ぴろりです(*'ω'*)
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最近、ゲームボーイミクロ(GBM)の調子がどうもおかしい。しっかりとフル充電されているはずなのに、すぐにバッテリー切れの赤ランプが点灯してしまう...これはどういうことなのか!?


ゲームボーイミクロが最初に発売されたのは2005年のことです。すでに15年近く経過しているため、内部のバッテリーも時間と共に劣化してきているのです。


こんな方におすすめ 🙄
- 最近バッテリーの調子が悪い
- バッテリーはどうやって手に入れの?
- 交換方法が知りたい!
Contents
バッテリーの入手

写真下:非純正品(600mAh)
残念ながら任天堂の純正品はすでに取り扱いが終了しているのですが、非純正品ならばまだ入手が可能です。Amazonで『ゲームボーイミクロバッテリー』と検索をすれば、恐らく下記の2社の製品がすぐに出てくると思います。
① GBM OXY-003
交換バッテリー
ROWA JAPAN製
(3.7V、600mAh)
② GBM OXY-003
交換バッテリー
Sato Commerce製
(3.8V、460mAh)
どちらとも価格は約1000円程度ですが、私は①のROWA JAPAN製を購入しました。写真のように正規品と比べて一回りサイズが小さいようなのですが、純正品のバッテリー容量460mAhに対して、①のROWA JAPAN製のバッテリー容量は600mAhでサイズアップになっているようです!(前よりもバッテリーの持ちがよくなるはず!?)
ROWA JAPAN製のバッテリーはサイズアップ!



取り外し作業
バッテリー交換の手順はとても簡単ですが、本体を傷つけないためにも作業は基本的にゆっくり丁寧に行いましょう。
カバーはプラスドライバーであける

バッテリーを交換するためにカバーを取り外します。
本体の十字キー側の側面にネジがありますので、プラスドライバーを使って外してみましょう。ちなみに写真にアップしているように、ネジは緩める方式になっているため、完全には外れません。程よく緩めた後は、カバーをずらすようにして取り外してください。
バッテリーをゆっくり抜く
カバーを取り外したら本体奥に刺さっている端子を抜いてバッテリーを完全に取り出します。多少抜けにくい時もありますが、ゆっくりと力を入れつつ引っ張り出してみましょう。
もしも抜けない場合・・・
どうしても端子が抜けない場合、細身のマイナスドライバーでかきだしつつ引っ張ってみましょう。ただし、本体に傷をつけないように注意して作業してみましょう。
どうしても抜けない場合はマイナスドライバーでかきだす!
取り付け作業
実はここで問題が発生しました。非正規品の交換用バッテリーを差し込もうとしたところ、どういうわけか上手く入りません。ちょっと焦って、正規品のバッテリーをもう一度観察してみました。
よく見比べてみると、写真の赤枠で囲まれている部分のコネクター形状が異なっていることに気が付きました。
凹凸の横の高さが違う
実物を比較してみると良くわかるのですが、横の凹凸の位置が異なっており、このままでは使うことが出来ません。これをなんとか取り除く必要があります。
<追記>
現在はきちんとコネクター部分が改良されており、加工をしなくともきちんと挿し込みをすることが可能のようです。本ブログは、交換作業・使用によって生じた如何なる機器のトラブル・損失・損害に対しても責任は負いません。必ず『自己責任』にて行ってください。(メーカー側も保証してくれないので注意!)
端子のコネクター形状を調整
ということで、仕方なく100円ショップのダイヤモンドヤスリを使って凹凸がなくなるまで削ってみました。(ニッパーやカッター等で切り落としても全然OKですし、むしろそっちの方が早いかもしれませんw)
凹凸を削り落としました
難しいことではないので『1分くらい』で終了です。横の凹凸を削り落としたことで、今度はスムーズに差し込むことが出来ました。後はカバーを戻して電源を確認してみることにします。

きちんと電源が入りましたので成功です。これでしばらくは遊べそうですね!
ゲームボーイミクロの交換用バッテリーについて、現時点ではネット通販で入手可能ですが、いつかはなくなる日も確実に近づいていると思います。もしも手持ちのゲームボーイミクロの充電が弱まっているのであれば、早めに交換をした方が良いのかもしれません。


バッテリーの上手な使い方
高温下におかない
リチウムイオン電池はとにかく高音に弱いのです。「何℃までだったら良いの?」という話もありますが、少なくとも40度を超えるような場所に放置するのはやめるようにしましょう。(個人的には30度を超えるような場所にはなるべく置かないようにしています)
長期保管時は充電残量に注意
電池を使用せずに長期保管する場合は、電池残量を50%くらいの状態にして保管しましょう。フル充電や残量ゼロのままの状態での保管は避けるようにしましょう。長期保管を継続する場合は、一年に一度くらい追加で少し充電をしてあげて常に半分くらいの容量を保つようにしておきましょう。
普段使いは80%充電を意識する
実はリチウムイオン電池を長持ちさせるコツとして、フル充電まではせずに、常に8割程度の状態で保つのがいいようです。そんな細かく管理できないよ・・・という人もいると思いますが、可能な限り長持ちさせたいのであれば、頑張ってトライしてみましょう。